軽くするためのPC設定
VALORANTのような対戦ゲームにおいて
FPSは高ければ高いほど撃ち勝ちやすいですよね。
設定によってはデバイスの性能を最大限まで引き出せていなかったり、
要らないものを消せていなかったりでPCの性能を最大限引き出せていない可能性があります。
わたしなんか今回紹介する物の1/3は知らなくて泣きそうになりました!
結構忘れがちなものも多いんじゃないかと思いますので、
目を通しておくことをお勧めします!
今回は、忘れがちなんじゃないか、大事なんじゃないかと思うものに★を付けました!
★マーク付きだけでも見てみてください!
本記事では「PC側」の設定を紹介していますが、
以下記事では「ゲーム内」のグラフィック設定を説明しています。
設定だけでもかなり軽くなるので、要チェックです!
また、知らないと損する設定について、以下の記事で集めています。
後で気づいたときかなり後悔します・・・!(体験談)
PC・デバイスの性能を最大限引き出す設定
まずはPCやデバイスの性能を最大限引き出すための設定を紹介します。
以下から、デバイス毎に解説します。
マウス関係
1.マウス加速を切る★
マウスが早く動くとその分多く移動するようになってしまう設定です。
なぜかデフォルトではオンになっています!!!わたしはこれがオンになってて絶望しました泣怒
マウスポインターの動きがの移動距離にのみ依存するようにしないと、
早くエイムするときと少し遅くエイムするときで、
手を動かす距離を変えないといけなくなる!
ので必ず切りましょう!
ウィンドウズボタン、設定(歯車)、デバイス、マウス、その他のマウスオプション、
ポインターオプション、の順にクリックします。
そして、「ポインターの精度を高める」をオフにすればOKです。
グラフィック関係
2.モニターのリフレッシュレート(FPS)の設定
モニターのFPS(リフレッシュレート)を変更します。
240FPS出るモニターでもこの設定が間違っていると、60FPSとかしか出なくなったりします!
必ず変更しましょう!
デスクトップで右クリック、ディスプレイ設定、ディスプレイの詳細設定
の順にクリックで下の画像のように表示されます。
しっかり最大リフレッシュレートを設定しましょう。
3.ゲームモード
PCがゲームプレイ用に最適化される、らしいです。
どれくらい変わるのかは知りませんが、とりあえずやっときましょう!
デスクトップ上で、右クリック、ホーム、ゲーム、ゲームモードで下の画像のように表示されます。
4.モニターDPI★
モニターが高DPIでの表示に対応している場合、より鮮明な表示ができるようになる設定のようです。
簡単に言うと、くっきり見えるようになる(らしい)
でも、重くなるので無効化します。
デスクトップ上のVALORANTアイコンで右クリック、プロパティ、「互換性」のタブ、「高DPI設定の変更」、「高いDPIスケールの動作を上書きします。」にチェックを入れる。
また、「全画面表示の最適化を無効にする」にチェックを入れます。
5.GPUパフォーマンスの設定★
GPUのパフォーマンスの設定です。
待機時間が何を指すか分かりませんが、パフォーマンスが向上する、とあるのでオンでOKですね。
デスクトップで右クリック、ディスプレイの設定、「グラフィックの設定」、
ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリングを「オン」にする
また、グラフィックのパフォーマンスの基本設定内の「参照」より、
VALORANTがインストールされているフォルダを探し、
オプションから「高パフォーマンス」に設定する。
(デフォルトではローカルディスク(C) 、Riot Games 、VALORANT 、live 、ShooterGame 、Binaries 、 Win64)
NVIDIAコントロールパネル
お次にNVIDIAコントロールパネル内の設定の説明です。
グラボをNVIDIA製でないと出来ない設定ですが、だいたいの人はNVIDIAです・・・よね・・・?
NVIDIAコントロールパネルはデスクトップの何もないところで右クリックで下のように出てきます。
6.パフォーマンス★
まずはパフォーマンスの設定です。
一番左のパフォーマンスに振ってあげましょう。
クオリティにすると奇麗に映るようになりますが、その分負荷が多くなります。
パフォーマンスに振ってFPSを上げましょう!
7.3D設定の管理★
どのような処理をくわえてゲームを表示するか、という設定ですね。
とりあえず下のように設定するのをおすすめします。
テクスチャフィルタリングークオリティ | ハイパフォーマンス |
低遅延モード | ウルトラ |
優先的に使用するリフレッシュレート | 利用可能な最大値 |
垂直同期 | オフ |
最大フレームレート | オフ |
電源管理モード | パフォーマンス最大化を優先 |
低遅延モードは文字通り遅延を減らすものです。
優先的に使用するリフレッシュレートにてモニターのFPSの最大値を使用できるよう、利用可能な最大値を指定します。
垂直同期は画面上のずれを無くすものですが、FPSが高ければ負荷が増えるだけなのでこの設定はオフにしましょう。
最大フレームレートはオフで大丈夫です。
電源管理モードはパフォーマンス最大化を優先、にします。
8.解像度の変更
モニターのFPSを設定します。
結構下の方までスクロールしないとリフレッシュレート(FPS)を最大にできないので注意です!
電源関係
9.電源のパフォーマンス設定
電力消費を上げてパフォーマンスを優先する設定です。
デスクトップ上で、右クリック、ディスプレイ設定、左の「電源とスリープ」、「電源の追加設定」をクリックで画像のように出てきますので、「高パフォーマンス」を選択します。
ゲームで勝つなら節約なんてしてらんないですからね!
パソコンを軽くするための設定
ここからはパソコンを軽くするための設定です。
負荷を減らすことにつながるのでパフォーマンスは上がりますが、
上記のものよりは効果は薄いかもしれません。
まあやった方がいいのは間違いないです!
10.バックグラウンドアプリを消す
バックグラウンド(勝手に裏で動く)アプリを無くす設定です。
デスクトップ上で、右クリック、ホーム、プライバシー、左側の下の方にある「バックグラウンドアプリ」を選択すると下の画像のように出てきます。
このバックグラウンドアプリを「オフ」にしてあげましょう。
11.Xboxgamebarを止める
Windowsで標準搭載されているXboxgamebarを消す設定です。
ゲームを録画したりできて便利っちゃ便利ですが、これもバックグラウンドアプリになるので、負荷になります。そしてぼちぼち重いらしいので切っておきましょう。
デスクトップ上で、右クリック、ホーム、ゲームで下の画像のようになります。
「オフ」にしときましょう!
12.タスクバーの通知を消す
微々たるものかもしれませんが、タスクバーにある謎の天気マークを消す設定です。
いらないので消します。
天気マークのところで右クリックで画像のように出てくるので、ニュースと関心事を無効にする、に設定しましょう。
まだ重いと感じるときの解決策
ここまでやってもまだ重い!という場合は
以下の解決策を試してみて欲しいです。
ゲームが重い場合の解決策
・ゲームのグラフィック設定を変更する
・症状別の替えるべきPCパーツ解説
・Case1.タスクマネージャーでメモリ使用状況を確認する
・Case2.タスクマネージャーでグラボ使用状況を確認する
・Case3.PCを新調する
ゲームのグラフィック設定を変更する
ゲーム側の設定を疑ってみるのも良いかもしれません。
ゲームの設定についてはこちらで解説してるので、見てみてください!
症状別の替えるべきPCパーツ解説
ゲームの設定だけでもだめそう・・・という場合は、
もうPCのスペックを上げるのが手っ取り早いです!
とはいえ、PCのパーツってどれもこれも高いんですよね・・・
できるだけ安く済ませたいと思うので、
症状別に替えるべきパーツを紹介します!
Case1.タスクマネージャーでメモリ使用状況を確認する
症状を見るためにタスクマネージャーを起動します。
タスクマネージャーは「Ctrl + Alt + Delete」の同時押しで起動します。
起動すると以下のような画面が出てきます。
ここで、「63% メモリ」と書いてある部分をクリックすると、
メモリを多く使用しているアプリから順に表示されます。
google chromeはかなり重いので落とすと以下のように下がります。
ここでいくらアプリを落としてもメモリの使用率が80~90%以上になっちゃう!
ような場合はメモリの増設が効果的と思われます。
特にメモリはPCパーツの中では安めなので、
試しやすいですね!
メモリの増設はPCパーツ変更の中でも簡単な方ですが、
それでもいくつか注意点があります。
メモリを増設する際の注意点
・PCのメモリのスロットでサイズを確認する(DIMM/SO-DIMM)
・規格がいくつなのか確認する(DDR3/DDR4など)
サイズもしくは規格が合っていない場合、最悪PCが起動しなくなります。
確認してから購入しましょう。
現在のPC内のメモリを確認するには、
タスクマネージャーと「CPU-Z」というアプリがあれば簡単です。
まず、サイズですが、タスクマネージャーの左の欄からパフォーマンスをクリックすると
以下のように表示されます。
画像内のフォームファクターというのが、現状のPC内のメモリのサイズを表しています。
わたしのPCはDIMMでした。ついでにスロットの空きがあるので、追加も可能なことが分かります。
ちなみに、DIMMがデスクトップ、SO-DIMMはノートや小さいデスクトップに使用されます。
そのどちらかになると思って大丈夫だと思います。
次に、規格の確認のためのCPU-Zですが、
こちらからダウンロードします。(無料です)
画像の◎の部分をクリックしていけばインストーラーがダウンロードされるので、
そちらでインストールしてください。
起動したら、上側のタブの「memory」を選択すると以下のような表示になります。
TypeがDDR4なのが確認できました。
以上のように、サイズと規格に注意してメモリを選びましょう!
まあデスクトップPCなら、基本的には
DIMMのDDR4になると思います!
わたしが以前買ったやつを乗せておきます。
別ゲーにはなりますが、わたしは以前タルコフをプレイしていた時に、
メモリ不足だったので、メモリ増設したらFPSがかなり改善したことがありました!
メモリ不足になっている方、まずはメモリの増設・公開を検討してみてはいかがでしょう!
Case2.タスクマネージャーでGPU使用状況を確認する
VALORANTは基本的に軽めのゲームなので、
重い、FPSが低い、と感じるのは
グラボのスペック不足がありがちな原因と思われます。
グラボのスペックが不足しているかどうかも
タスクマネージャーで確認できます。
起動は「Ctrl + Alt + Delete」です。
起動後に、左のタブから「パフォーマンス」そして、「GPU」
を選択すると以下のような表示になります。
わたしのPCの場合は以上の通りです。
射撃場でレイズでペイント弾を連打しまくった時のグラボ使用率は29%。
まだ余裕がありそうですね!
参考までにわたしのグラボは、
NVIDIA Geforce RTX 3060 Tiです。
なにもしていない時は上限設定の300Hzに張り付き、
ゲーム中も240Hzはだいたい超えられています!
ちなみに以前はNVIDIA GeForce GTX 1660Tiでした。
これなら144FPSは安定して出るけど、
240FPSは何もしていないときしか出ず、
プレイ中は平均200FPS程度になります・・・。
240Hzを安定させたいなら、
RTX3060 Ti
くらいにしないとキツイかな・・・?
と、思います。
グラボの性能比較はこのサイトが分かりやすいので、
BTOパソコンのグラボの数値をこのサイトで確認してから
購入しましょう!
Case3.PCを新調する
正直なところ、PCパーツの取り換えはある程度知識がいるので面倒です!
説明はしたつもりですが、間違えると起動しなくなる恐れもあります。
また、パーツ変更だけだとそこまで変わらないこともあると思います。
思い切ってPC新調しちゃった方が、
楽だし間違いも無いので良いかもしれません!
PC丸ごと新調するのであれば、BTOパソコンがおすすめです。
BTOパソコンとは組み立てられた状態で買えるPCのこと。
内部のパーツも選べます。
このBTOパソコンがRTX3060搭載で、 FPS360Hzを安定して超えるらしいです!
他にも、
・メモリ 16GB
・CPU Intel Core i5
・グラボ NVIDIA GeForce RTX™ 3060 12GB
なので、
とりあえずこのパソコンを買っておけば間違いは無さそうですね!
まとめ
ゲーミングPCの性能を引き出すパソコン側の設定を解説しました。
いくつか忘れている設定がある方もいらっしゃったのではないでしょうか?
わたしは1/3くらい出来てなかったです!
マウスの加速度の設定が出来てなくて、
今までのエイム練習は意味あったのか・・・?泣
と思ってしまったほどです・・・
みなさんはこんなことにならないようにしましょう・・・。
そして、PCスペック足りなそうだな・・・
という方はBTOパソコンをとりあえず買っちゃうのをおすすめします!
ゲームを満足にやれる時間は学生の時ぐらいです!
満喫出来る内に買っておきましょう!
社会人はゲームをやれる時間は少ないです。
その少ない時間をより楽しむためにもやっぱり買った方が良いです!
ということで是非検討してみて下さい笑
やっぱりスペック高い方が楽しめますよ!
それでは~
プロの解説から考える、マウス感度の合わせ方を解説します!
感覚に合ったマウス感度にしていきましょう!
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