2022年VALORANTの”きせき”【ZETA・NTH】

VALORANT
現場げん子
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2022年VALORANT飛躍の年でした!

今年はヴァロラントがとてつもなく盛り上がりましたね!

そしてそれは、ZETA Divisionを始め、CRやNTHといった日本のチームの輝かしい功績のお陰だというのは誰もが納得することだと思います!

今回はそんなZETA・CR・NTHの功績を振り返ってみようと思います!

この記事で少しでも日本チームやvalorantに興味を持っていただけると嬉しいです!

余り詳しく無い人にも出来るだけ分かりやすくしたいと思います!

注:編集中です。色々抜けてますがご了承ください。

valorantの競技シーンの解説(前提知識)

まずは競技シーンの前提知識をお伝えします!
知っている方は飛ばして頂いて大丈夫です。

valorantの競技シーンは、以下のようなスケジュールで進みます。

世界大会は3度行われ、MASTERS1、 MASTERS2、 championsの順に行われます。

MASTERS1,2

MASTERS1,2の開催時期はだいたいMASTERS1が4月、
MASTERS2が7月であり、2,3週ほどかけて行われます。

最初にグループステージがあり、4チームごとにグループに分けられ、そこでの上位2チームになると、プレイオフ(リーグ戦)に進み勝ち進んでいく事になります。
プレイオフに進むと敗者復活戦もあるため、よりチャンスが増えてきます。

(サッカーのワールドカップと流れは同じ感じですね!)

MASTERS1および2に参戦するには、各リージョン(地域)で行われる地域予選に勝ち進み、上位チームとなることで参加資格を獲得する必要があります。

日本の場合は日本リージョンの予選となるので、日本チームどうしで戦い、優勝すると参加資格が得られます。(日本リージョンは参加枠が1枠のため優勝チームしか世界大会に行けません)

champions

次にchampionsですが、この世界大会はMASTERS1,2の成績上位チームが参加資格を与えられます。つまり、集大成の大会であり、その年の最強チームを決める大会になるのです!

実施時期はおおよそ9,10月。こちらも2,3週かけて行われます。

大会の流れはMASTERSと同じで、グループステージ、プレイオフの順で行われます。

参加するには、MASTERS1,2での好成績を収めるのともう一つあり、それはLCQという敗者復活の世界大会で優勝することです。

つまり、championsに行くにはまず地域リージョン予選で優勝し、世界大会で好成績を残す必要があるので、とてつもなく狭き門なんです!

2022年 valorantのきせき

それでは早速日本チームの功績について振り返って行きたいと思います!

まずは2022年度の最初の世界大会MASTERS1から行きます。

が、その前に伝えなければいけない事があります。それまでの日本チームの成績についてです。

これまでの日本チームの成績

今でこそZETAや日本のチームは世界でも戦えるのが証明されていますが、
実は昨年までは少し残念な結果でした。

(2021年は~12:16辺りまで、以降は2022年になります)

2021年の結果
・Masters stage1
世界大会無し
・Masters stage2
CR 0-2 0-2
・Masters stage3 
CR 0-2 2-0 0-2
ZETA 1-2 0-2
・champions
CR 0-2 0-2

日本のチームはCRの1勝のみでした。

日本にとってはとてつもなく大きな一歩であるのは間違いないですが、、、
客観的に見ると日本リージョンの成績は良いとは言えません。

そのせいで
「日本は参加枠を他のリージョンに引き渡せ」
と言われていた程です。1枠しかないので参加するなってことになります。ひどい…。

とはいえ、成績で言えばそう言われかねない状況だったのは事実かもしれません。

Masters1

色々言葉で書いてますが、正直映像の方が良いです!
おすすめの動画を貼ってます!

3:03 Lazインタビュー
7:35 DRX vs ZETA
8:58 Fnatic vs ZETA
16:02 DRX vs ZETA
17:55 PRX vs ZETA
23:56 Optic vs ZETA

日本リージョン予選で因縁の相手CRをなんとか下し、m1の出場権を得たZETAですが、
最初のグループステージは、
DRX,FNATIC,NIP,ZETA
という面子でした。

DRXは毎年世界大会で好成績を残しているチーム、
FNATICは最強リージョンと名高いEMEA(ヨーロッパ)の中でも老舗かつ強豪の超有名チーム
NIPはエイムが強いので有名なブラジル地域を勝ち抜いてきたエイムモンスターチームであり、
Eスポーツチームの古株でもあります。

この中で上位2チームのみがプレイオフステージへ出場することになりますが、
正直これまでの戦績を考えると、グループステージ突破は絶望的な状況でした。

おすすめ動画の中にもありますが、
「目標は一勝」という感じだったわけです。

Masters1 グループステージ

1戦目、DRX

1マップ目 アイスボックス 結果2-13
2マップ目 ヘイブン 結果 3-13

の2-0で負けています。
ラウンド取得数が2,3というのは正直なところ、
勝ち目が全くない、というレベルです。
完敗といっていいでしょう。

2戦目、FNATIC

ここで負けてしまうとそこでもう敗退になります。なんとしても勝たなければいけません。
しかし相手はFnatic。

2人代役となっていましたが、それでも強豪には変わりありません。
絶望的です。

1マップ目 フラクチャー 13-7 1マップ先取!
2マップ目 アイスボックス 
アイスボックスでは10ラウンドでLazが1マガジンでエース!!(1人で相手を全員倒すこと)
TENNN、SugarZ3roの撃ち合いの強さも光りました!
最終ラウンドはDep選手のジェットの前ブリンクで勝利!!!!

劇的な勝利をおさめ、FNATICに勝利!!

大番狂わせです!

そして、この勝利はZETAにとって世界大会の初勝利でもありました!

初勝利が超強豪のFnaticという快挙です!
ここから快進撃が始まります!

3戦目、NIP

ここで勝利することが出来れば、グループステージ突破し
日本として初めてのプレイオフに進出することができます。
逆に負ければ敗退となります。

1マップ目 スプリット 6-13
ZETAの得意マップであるスプリットですが、NIPに取得されてしまいます。
2マップ目 アイスボックス 13-10
接戦となりましたがなんとか勝利して望みをつなぎました!
crowの匠な技が光りました。
3マップ目 フラクチャー
途中で8-12と追い込まれてしまいます。
ここから4ラウンドを連続取得しなければ敗退のシーンです。
絶望的・・・かと思われましたが、

TENNNが爆発!

撃ち合いを制して6連続ラウンド取得し、逆転劇を飾りました!
そしてこれでグループステージを突破することができました!!

Masters1 オフライン

1戦目、G2

TENNN、SugarZ3roのACEなど良い場面は多かったのですが
0-2で敗北してしまいます。

しかしオフラインですので、まだ敗者復活のチャンスがあります!

2戦目、Liquid

フラクチャー〇
ヘイブン×
スプリット〇

フラクチャーではBタワー内でのショーティーが火を噴きました・・・!
ヘイブンでは4-13と大差を付けられましたが、
最終マップスプリットでは終始優勢を保ち、そのまま勝ち切ります!

3戦目、DRX

雪辱のリベンジ戦です。
1戦目では完敗してしまった相手ですが、勝たなければなりません。

アイスボックス
crowとSugarZ3roの連携が光ります!
設置阻止のスキルが完璧に決まり、勝利!
アセント
10-13と迫りますが、2マップ目の取得は出来ませんでした。
スプリット
撃ち合い・連携共に最高の仕上がりを見せ、13-4で快勝!
グループステージ1戦目の雪辱を晴らしました!

ここでベスト4となります!

4戦目、PRX

PRXともにアジア勢のPRXとの戦い。

アイスボックス
全員がエースクラスの撃ち合いに制され負けてしまいます。
ヘイブン
今大会では全敗中のマップです。
厳しいかと思われました。
が・・・、
13-2の快勝を納めます!
これまでの負けを感じさせない強さです!
スプリット
どんな強敵も沈めてきたマップです!
撃ち合いの強さに苦しめられますが、13-10で勝利します!

ベスト3に到達です!

5戦目、Optic

ヘイブン
オーバータイムまでもつれますが、
13-15で惜しくも破れます。

その後も
フラクチャー 5-13
バインド 8-13

と、マップを取得できず、
Opticに敗北しました。

シンデレラストーリーはここまでとなりました。

しかし、アジア勢として初のベスト3を達成しました!
最初は「目標は1勝」と言っていたチームが世界3位まで行けるなんて、
誰が想像できたでしょうか・・・?

試合後のインタビューでは
「3位では全然満足していない。」
「悔しい。」

と仰っていて、これからの活躍が非常に楽しみですね!

この世界大会3位、という結果の影響は
VALORANT界だけではないと思います。
Eスポーツの特にFPSに関しては、日本は弱い、
と、どんなゲームでも言われてきました。
しかしそんな時代ももう終わりです。
日本のFPSは十分通用するんだということを世界に知らしめたようにも思います。

日本のFPSシーンが盛り上がっていくことに期待してます!

Masters2

SSA予選

SSAにて日本リージョン予選の決勝が行われました!

4万人弱のキャパを誇るSSAでFPSの試合が行われた。
という事実がもう凄い。

そしてチケットの倍率もえぐかったですからね。
わたしも抽選外れていけませんでした・・・。

ZETA vs NTHの戦いが行われました。
世界3位まで登ったZETAが勝利する、と
誰もが思っていたことでしょう。

が、結果は1-3でNTHの勝利でした!
日本の層の厚さが伺えますね!

Masters2

ZETAを破りMastersに出場したNTHですが、
この世界大会で真価が問われます。

結果としては、
NTH DRX 0-2
XIA 2-1
FPX 0-2

しっかり一勝をもぎ取っています。
一勝すらなかなか取れなかった日本の姿はもうありません。

毎回全敗で最速帰国をするリージョンではない、
ということの証明と言えます。

Champions

TENNN選手の目の病気発症

Championsの開始の約1月前に衝撃の発表がされました。

TENNNが目の疾病により海外ブートキャンプには行かず、
代わりにXdllが入り練習を行う、
という内容でした。

TENNNの出場は絶望的か・・・?
大会直前のメンバー変更でZETAは勝てるのだろうか・・・?

Champions グループステージ

Masters1で戦ったZETA・Optic・LOUDのベスト3のチームが何故か揃っています・・・。
運が悪いとしか言いようがないです。

流石にXdll出場だろうと思っていたのですが、
まさかのTENNN 1戦目のから出場!

目が完治したようです!治って本当に良かった!

見ていた時は本当に感動しました!
大会で見られないかも知れないとも思っていたので・・・。

しかし、LOUD戦は破れてしまいます。
TENNNを出すにあたり、マップ毎の連携を練習する時間がほとんど無く、
LOUDの得意マップであるアセントをBANする余裕が無かったようでした。

その後、
BOOMを2-1で破りますが、
グループステージ突破がかかるLOUDのリベンジ戦に負けてしまい、
敗退となります。

惜しくも負けてしまいますが、
LOUD、Opticが同じグループステージにいた不運、
TENNN選手の目の病気により満足に練習が出来なかった不運

がもし無ければ・・・?

という妄想をしてしまうくらいには惜しい戦いでした。

そして、当然のように一勝しています。
もう参加枠を引き渡せなどとは言わせません!

来年2023年に大きな期待が持てますね!

そして、世界3位という結果を見て
日本のFPSのプレーヤーも増加したはずです。
今後のvalorantだけでなくFPS全体の盛り上がりに期待しましょう!

それでは~

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